子育てをしている中で、最も悩まされるのが「子どもの睡眠」について。
子育ての悩みの中でも、子どもの睡眠についての悩みは堂々の第一位となっていますね。
バタバタだった一日がやっと終わりかけようとしているママを襲う最後の試練が、子どもの寝かしつけです。
早く寝てくれれば自分の時間も確保することができるし、家事だってこなせるのに子どもがなかなか寝てくれずイライラしてしまう時ってありますよね。
そんな時に試してほしい子どもの睡眠を誘うポイントを紹介していきます。
目次
お風呂に入る時間を調整する
お風呂に浸かって温まることで身体の内部温度を上昇させることができます。
上昇させた体内温度は、お風呂タイムが終わった1時間前後から徐々に下がっていきます。
この体内温度が下がっていくタイミングが入眠しやすいと言われています。
こういった原理を生かして子どものお風呂に入る時間を調整してみましょう。
寝かしつけが21時スタートであれば20時頃にお風呂を済ませておくようにすると眠りに入りやすいです。
寝かしつけを始める前から部屋を暗くしておく
いざ寝かしつけを始めようと部屋を暗くしてもなかなか寝てくれませんよね。
寝るときに部屋を暗くすることで朝夜の区別がつきやすくなります。
部屋が暗くなったら「夜だよ。もう寝る時間だよ。」と声をかけてあげてください。
毎日繰り返していくことで、部屋が暗くなる=そろそろ寝る時間という流れを理解させるようにします。
ポイント
寝かしつけを始める30分前から部屋を暗くしておきましょう。
明るかったらどうしても遊んでしまったり、遊びに夢中のなり興奮してしまう場合があります。
眠たくなってきたタイミングで覚醒してしまうと、今度は寝つきが悪くなってしまうので、寝かしつけの前から寝る準備として真っ暗ではなく豆電球程度の明かりで過ごしてみましょう。
本格的に寝かしつけに入る段階で真っ暗にしてください。
しっかり太陽の光を浴びる
これが一番効果的かと思いますが、朝早く起こして行動することが望ましいです。。
早起きすることで生活リズムが整い、身体を動かす時間も増えるため体力を消耗しやすくなります。
そして朝起きたらまずは太陽の光を浴びるようにしてください。
睡眠に関係してくるホルモンとして「メラトニン」と「セロトニン」というホルモンがあります。
人間は眠たくなる作用としてメラトニンが分泌されますが、そのメラトニンを作りだす為に必要なのが太陽光を浴びることで分泌されるセロトニンです。
つまり太陽の光をしっかり浴びることで夜にメラトニンが分泌され、寝つきが良くなるということです。
これは不眠症の治療にも用いられている科学的根拠があるものですので、是非お試しください。
朝は同じ時間に起こすようにする
昨日は20時に寝かしつけを始めたけれど、今日は22時…。
そういった日々が繰り返されると子どもは生活リズムが整わなくなり、早起きすることが困難になってきます。
寝かしつけの時間は1時間以上のズレがないようにしましょう。
とはいえ、行事があったり、各家庭の事情もあったりで寝かしつけが遅くなってしまうときもあると思います。
寝るのが遅くなってしまうのが仕方ないときもあります。
しかし、そういった場合でも朝はなるべく同時刻で起こすように心掛けてください。
朝のスタートが遅れることでお昼寝に影響がでてしまい、夜の睡眠に影響してくるからです。
小さいお子さんは自分で生活リズムを作ることができないので、朝早く起こすことで生活リズムを整えるサポートをしてあげてください。
それでも上手くいかない時は?
寝かしつけに関するポイントを幾つか紹介しましたが、それでも上手くいかない時。
そんな時は「今はそういう時期なんだ」と、思い切って諦めてみましょう。
大人でも寝つきが悪い日があるように、子どもにだってそういった時期は存在します。
なかなか思い通りに進まないのも子育ての醍醐味です。
寝かしつけに悩んだときは、子どもと一緒に横になって身体を休めましょう。
忙しい日々の中で、寝かしつけの時がゴロンタイムが出来る時間だと思って、子どもと一緒にゴロゴロしてみてください。
ママのひと時の休憩タイムです。
寝かしつけを頑張ろうとすればするほどイライラが募ってしまうので、肩の力を抜いて「今日は寝ない日だ」と割り切ることも必要です。
寝たフリをしていたらいつの間にか寝てしまい、ハッとして起き上がったら子どもも隣で寝ていた、なんて話は良くあることのように、ママがリラックスしていると子どもにもそれが伝わります。
寝かしつけに悩む時期は今だけですよ。
大きくなったら一緒に寝てくれなくなりますから、寝かしつけが出来るのも今だけです。
そう考えると大変だった寝かしつけも少し愛おしく感じませんか?♪
イライラしてしまう夜もあると思いますが、頑張りすぎないよう力を抜いてください。
いつか必ず、自分ひとりで気付いたら寝ていた…という日がやってきますので、その日まで寝かしつけライフを楽しんでいただければと思います。