私は母親失格なのかな。〜子育てが辛いと感じたら読んでほしい～

子どもが産まれたら？ きっと可愛くて、幸せで、毎日が色鮮やかなものになる、と思っていました。

でも実際に子どもが産まれてからは、夢を抱いていた頃とは全然違う現実が待っていました。

そういったお話しはとてもよく耳にします。

今回の記事は、今も頑張りすぎているあなたに向けたものです。

少し休憩…の意味も込めて、このページにとどまっていただけたら幸いです。

自分を責めすぎないでください

子育てにおいて一番自分を責めてしまう瞬間は、子どもを叱った後に愛しき我が子の寝顔を見たときではないでしょうか。

実際に、寝顔を見ていると涙が溢れてくるというクライアントさんが多くいらっしゃいました。

こんな言葉があります。

「子どもが１歳なら、お母さんも１歳」

そうです、あなたはまだ母親になってから月日は長くないのです。

わからないこと、間違うこと、戸惑うこと、あって当然です。

イライラして子どもに当たってしまうときだってあることでしょう。

それもすべてあなたが悪いのではないということを知っておいてください。

それは、たとえ子どもに手をあげてしまったとしても、です。

もちろん手をあげることを肯定しているわけではないですよ。

もしそういった事態に陥っているのであれば、そういったときは自分を責めるのではなく、手をあげた事に対してしっかり反省しましょう。

反省することと、自分を責めることは似ているようで全然違います。

反省するということは、もう同じことを繰り返さないように努めるということです。

そして辛かった自分の気持ちも大切にしてあげてください。

決して自分のことを蔑ろにしないで、辛かった自分と鏡越しに向き合い「辛かったよね。」と声をかけてあげてください。

頑張りすぎているから辛くなる

子育てに限ったことではありませんが、人は頑張りすぎることで自分を見失ってしまうときがあります。

今あなたが辛いのは頑張りすぎているからだということに気付いてください。

そしてそれがどれくらい素晴らしいことかわかりますか？

あなたが「自分は最低な母親だ。」「こんなにイライラして母親失格だ。」もしそう感じているのであれば私は声を大にして言います。

「あなたのお子さんは幸せですね。」と。 だってそうでしょう？ どんなにイライラしても、辛い思いをしても、あなたは自分を責めているのですから。

そう思って当たり前だ、なんてことはありません。 人のせいにしない、子どもが悪いからだと思わない。

そう思えるのは人としてとても素敵なことだと思いませんか？

はっきり言って子育ては過酷です。

自分の時間はない、全てが子ども中心で回る、夜も眠れない日がある、どんなに眠たくても疲れていても子どもが目を覚ましたら自分も起きる…

そんな生活を毎日繰り返しているのに、自分はダメだなんて思わないでください。

それでも日々奮闘しているあなたはとても優しく立派な母親です。

だからあなたのそばで毎日子どもは笑っているのですよ。

みんな同じ？

子育ては過酷だと言いましたが、その過酷さは人それぞれに違います。

子育てがラクだと感じる人だって確かに存在しています。

子育てをしていて毎日が幸せ、楽しいことばかりだと感じる人だっていることでしょう。 子どもの個性によってはそんなに手のかからないことだってあります。

だから子育てを人と比べないようにしましょう。

あなたがしんどいと感じるのであればそれが事実であって、誰かと比べて自分が劣っていると思わないでください。

さいごに

自分がいつか虐待をしてしまうのではないかと不安になりながら過ごしたことはありませんか？ 実はそういった気持ちを抱えるママは多いです。

でも大丈夫。

あなたは悩みながらも、何とかしようと色々調べながらたどり着いた先がここだったのでしょう。 子どもを心から大切に出来ているからこその行動です。

だからあなたは決してダメな母親ではありませんし、母親失格だなんてとんでもないです。

でもひとつだけ言わせていただきます。

少し休憩してみてはどうでしょうか？

もし近くに頼れる人がいるのであれば、思い切って頼ってください。 心が憔悴しきってしまっていると自分自身が追い込まれてしまいます。

子育てにおいて心のゆとりは非常に大切なものです。 ほんの少しでも良いので自分の時間を作ってみてください。

ママがリフレッシュすることも子育ての一環ですよ。

自信を持って子育てしている人も少ないのかもしれませんが、みんな試行錯誤しながら乗り越えてきました。 イライラすることも、辛いことも、苦しくて泣いた夜も、後から思い返すと良い思い出になる日が必ずきます。

少し方の力を抜いて、あなたらしい子育てライフを送ってくれることを願っています。

疲れた時にはコレ！