妊活中のストレスと上手に付き合う方法。

悩む女性

周りの友達はどんどん妊娠していくのに、自分はなかなか妊娠することが出来ない…。

その焦りと悲しみは同じ経験をした人同士でなければ共感することは難しいと言えるでしょう。

子どもがいる人から言われる「子どもはまだ?」「早く子どもが見たいね」といった言葉は、言った本人は悪気のない言葉でも妊活に取り組んでいる人からすれば、そういった類の言葉はとても不快なものです。

一生懸命に頑張っている中でそういったことも重なり、妊活は大きなストレスを抱えやすいです。

そこで今回は妊活中のストレスと上手に付き合う方法をまとめました。

ストレス発散法を見つけましょう

お風呂でリフレッシュする女性

妊活は精神力が非常に重要となります。

妊活の成功時期は個人差がとても大きく、早い人で3ヶ月、長ければ1年以上の月日がかかる人もいます。

妊活が長く続けば続くほどに気持ちが折れてしまったり、不安や悲しみを感じる場面が増えていきます。

そういった面で精神力が必要になってくるわけですが、一番大切なのはストレスを溜め込みすぎないようにするということです。

人間は長期間ストレス状態におかれると、体に異常がでてきます。

自律神経に大きく影響を及ぼし、自律神経が乱れてしまうと女性の体は特にデリケートですので生理やホルモンバランスに大きく影響してきます。

妊活において体の管理は必要不可欠ですので、ストレスを溜め込みすぎはよくありません。

普段からストレスを溜めないように上手に発散していくことを心掛けましょう。

周りの言葉は善意として受け流す

妊活中に一番傷付くのは、事情を知らない人からの「赤ちゃんはまだ?」といった言葉ではないでしょうか。

中には「子どもは早いうちに産んだほうがいいよー♪」と、こちらの事情も知らずに言ってくる人もいるかもしれません。

筆者もそういった類の言葉に傷付いた経験がありますので、お気持ちはとても良くわかります。

ですが、みなさん決して悪意あっての言葉ではないということを覚えておいてほしいと思います。

あなたを傷付けようと発した言葉ではないですし、本当にこれは経験している人にしかわからないことなのです。

そういった類の言葉で周りを敵視するような気持ちになると、あなた自身がもっと辛い思いをしてしまうようになるので止めましょう。

気にかけてくれているんだな、と善意として受け流せるようになると気持ちも楽になりますよ。

周りの妊娠を祝福できない

PCを見て落ち込む女性

この気持ちもとても良くわかります。

心の底から「おめでとう!」という感情になれないですよね。

自分と比べてしまい、焦りを感じてしまったり辛く悔しい思いをすることもあるかと思います。

そういった時に「こんな自分が嫌い!」と思わないでください。

妊活で辛く苦しい思いをしてきているのです。

人の幸せを祝福できる心の余裕がないのは当然のことです。

だからと言ってあなたが人間的にどうかというイコールにはなりません。

人の幸せを喜べない自分は最低だ、と自分を下げないでください。

今は心の余裕がないだけです。

妊活という大変な経験をしているあなたは、自分が出産を迎えたあと、周りの人の妊娠について誰よりも心配することのできる人になるでしょう。

言われて嫌なこと、妊娠について言葉をかけられるのが不快だという人の気持ち、あなたは人一倍理解してあげられる優しい人です。

だから今は自分の感情に正直のままで良いんですよ。

いつかきっと人の妊娠を心から祝福でできるあなたになれますから。

辛い時は「辛い」と言葉に出す

誰か身近に相談できる人はいますか?

(自分は大丈夫)と思っている人ほど我慢をしている傾向にあります。

自分より辛い思いをしている人はたくさんいる、と思い自分がまだまだ序の口だと考えている人こそ頑張りすぎてしまう人です。

少しでも辛いなと感じることがあれば、心が許せる身近な人に心の内を話してみて下さい。

感情を言葉にするだけでも気持ちが落ち着きます。

もし誰にも相談できない方は、紙に気持ちを書き出してください。殴り書きでOKです。

これは心理療法としても効果があるやり方です。

とにかく負の感情を吐き出すことが大切です。

そうすることで気持ちを新たにリセットすることができます。

おわりに

妊活中に抱えるストレスと上手に付き合う方法として幾つか紹介しましたが、筆者が一番伝えたいのは「自分のペースで!」です。

他人と比べがちになってしまいますが、最初に述べたように妊活の成果は個人差が非常に大きいので他人の成功時期はあてにならないということを覚えておきましょう。

あなたにはあなたのペースがあり、体の状態も人によって大きく異なります。

人と比べてしまうと、どうしても焦りや不安が大きくなっていきます。

そのために余計なストレスを感じてしまうようになるので、自分のペースを大切にしていただきたいと思います。

これからも辛い時や、悔しい思いをしたり涙を流すときもあることでしょう。

そういった時はこの記事の言葉を思い出してください。

あなたを応援している人がここにいますよ。

この記事を読んで「妊活にストレスは大敵だ!」と理解していただけたら幸いです。

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